米英から今週末の米中に焦点移る 期待よりも警戒感強い 次第に円買いに
米英から今週末の米中に焦点移る 期待よりも警戒感強い 次第に円買いに
米英合意を受け米中交渉への進展期待が広がっている。東京朝はドル買い優勢で始まり、ポンドドルは約3週間ぶり安値をつけた。ドル円は146.19円まで上昇、昨日の高値を1銭上回った。その後は円買いに押されクロス円は下落、ドル円も軟化。時間外で米株は下落、韓国や豪州などアジア株も冴えない。
今週末の米中交渉は期待よりも警戒感の方が強いようだ。トランプ氏はきのう、米中交渉について中身のあるものになると思う。大きく前進するようであれば関税引き下げの可能性もあると述べたほか、今こそ米株を買うべきだと煽っているため、何らかの合意はするだろう。
トランプ氏は早ければ来週にも中国に対する関税を145%から50%-54%にまで引き下げることを検討していると、NYポスト紙が報じている。ホワイトハウスはこの憶測を否定。

執筆者 : MINKABU PRESS
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