ドル円は戻り一服、午後は再び142円台前半まで下落=東京為替概況
ドル円は戻り一服、午後は再び142円台前半まで下落=東京為替概況
東京終盤のドル円は戻り一服。トランプ米大統領は前週末、スマホなど一部の電子製品が米相互関係の適用外になると発表した。しかし、きょう朝方には一転して別の関税を課す方針を示したことから、リスク回避の円買いが優勢となった。米景気減速懸念を背景としたドル安もあって、ドル円は、早朝の高値から2円以上のドル安・円高水準となる142.25付近まで一時下落した。赤沢経済再生担当大臣が為替について「加藤財務相とベッセント米財務長官の間で緊密に議論していく」と発言したことも重石となった。
午後にかけて下げ渋り、ドル円はいったん143円台を回復する場面があった。しかし、その後は戻り一服となり、再び142.40台まで一時下落した。
ユーロドルは、午前のドル安局面で一時1.1400台まで上昇。昼にかけて伸び悩みをみせたあと、午後に入って上値を広げ、この日の高値となる1.1418付近まで上昇した。
ユーロ円は下げ一服。午前に一時162.10付近まで下落。午後にかけて162円台後半まで戻し、小動きとなった。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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