広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ドル買い優勢、米雇用統計発表控えて調整の動き=ロンドン為替概況

今日の為替 

ドル買い優勢、米雇用統計発表控えて調整の動き=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、ドル買いが優勢になっている。米雇用統計発表を控えて、昨日までのドル安の動きに調整が入っている。ドル円は144円台乗せへと買われている。ロンドン朝方までは円安の面が強く、ユーロ円が164円台後半、ポンド円が195円台前半へと高値を伸ばす場面があった。その後はドル買い主導の展開となり、ユーロドルは1.14台前半、ポンドドルは1.35台前半と上値重く推移している。円関連では「日銀が国債買い入れ減額幅の圧縮を検討へ、来年4月以降」との関係者発言が報じられたことがやや円安反応につながる場面もあった。また、昨日のECB理事会を終えて、多くのECB当局者らがインフレを克服したことを自賛した。ただ、ホルツマン・オーストリア中銀総裁は唯一利下げに反対票を投じたことを表明、利下げ決定に異論を述べた。独連銀は「ドイツの景気回復はさらに遅延、2025年は停滞状態に」と経済の先行きに不透明感を示した。足元では値動きが一服し、米雇用統計待ちのムードが広がっている。

 ドル円は144円台前半での取引。東京朝方の143.45近辺を安値に、その後は買いの流れが続いている。ロンドン序盤には144.19近辺まで高値を伸ばして、高止まりしている。欧州株が小安く推移するなど米雇用統計を控えた調整が入っている。為替市場ではドル売りポジションに調整が入っているもよう。また、「日銀が国債買い入れ減額幅の圧縮を検討へ、来年4月以降」との関係者発言が報じられたことがドル円相場の下支えとなる面もあった。

 ユーロドルは1.14台前半での取引。ドル買いの流れが続いており、東京朝方の1.1457近辺を高値に、ロンドン時間には1.1411近辺まで軟化している。ユーロ円は東京朝方の164.15近辺を安値に、ロンドン序盤には164.78近辺まで買われたが、その後は164円台前半まで一時反落するなど上昇は一服している。対ポンドではユーロ買いが入る場面があったが、持続性は見られず押し戻されている。

 ポンドドルは1.35台半ばでの取引。東京朝方の1.3585近辺を高値に、ロンドン序盤には1.3530近辺まで下押しされた。ポンド円は東京朝方の194.72近辺を安値に、東京午後にかけて195.31近辺まで上昇も、ロンドン序盤には194.80付近まで反落。その後は再び195円台乗せと振幅している。ユーロポンドは0.8426-0.8442のレンジで上下動、方向感に欠ける動きとなっている。総じて米雇用統計待ちのムードとなっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

直近24時間の重要経済指標

Pick Up 雇用統計 FOMC

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます