午後は円売り優勢、ドル円は143円台を回復=東京為替概況
午後は円売り優勢、ドル円は143円台を回復=東京為替概況
東京終盤は円売り優勢。ドル円は、午前に142円台後半で推移したあと、午後に入って日本長期債利回りの低下などから円安となり、一時143.18付近まで上昇した。財務省が実施した30年利付国債入札の応札倍率は2023年以来の低水準となったが、事前の警戒感が強かったことから、市場では想定内と受け止められた。
クロス円もおおむね円売りが優勢。ユーロ円は一時163.39付近まで上昇し、ポンド円は194円台に乗せた。
ユーロドルはもみ合い。午前に一時1.1435付近まで上昇したあと、午後は一転して1.1405付近まで弱含む場面があった。日本時間午後9時15分には欧州中央銀行(ECB)理事会の結果が発表予定で、0.25%の利下げが見込まれている。また、午後9時45分からのラガルドECB総裁の会見にも注目が集まっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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