アジア株 上海株冴えない、トランプが中露の関係緊密化に懸念示す 韓国株3週間ぶり高値
アジア株 上海株冴えない、トランプが中露の関係緊密化に懸念示す 韓国株3週間ぶり高値
東京時間14:06現在
香港ハンセン指数 24784.91(+44.34 +0.18%)
中国上海総合指数 3427.76(-2.00 -0.06%)
台湾加権指数 21977.06(-294.61 -1.32%)
韓国総合株価指数 2628.76(+16.42 +0.63%)
豪ASX200指数 7827.80(-32.62 -0.41%)
インドSENSEX30種 75459.25(+157.99 +0.21%)
アジア株はまちまち。中国景気支援策は引き続き好感されているものの、トランプ関税政策やイスラエルなど中東情勢懸念は高まっている。
香港株は小幅高、約3年ぶり高値をつけている。中国支援策が引き続き好感されているほか、BYD株の上昇も材料視されている。中国電気自動車メーカーのBYDは3.2%高と続伸、上場来高値をつけている。同社は17日に超高速EV充電システムを発表した。5分の充電で約400キロの走行が可能、4月から新技術を搭載した車両の販売を開始する予定だ。
中国の銀行が消費者向けローン金利を過去最低の2.58%に引き下げたとの報道が伝わっている、2年前は10%だった。ただ、消費押し上げの効果は一時的だろう。中国経済先行きに対する期待や所得増加がなければ消費回復は難しい。
上海株は小幅安、米中対立が懸念されている。トランプ米大統領はロシアと中国が仲良くなることを望まないとコメント。中露の関係緊密化に懸念を示している。
韓国株は3週間ぶり高値、ハイテク関連が総じて上昇。米モルガンスタンレーがサムスン電子の目標株価を6万5000ウォンから7万ウォンに引き上げた。また、SKハイニックスも15万ウォンから23万ウォンに引き上げ、投資判断を「アンダーウエイト」から「イコールウエイト」に引き上げた。

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。