ドル円は1986年以来の162円台まで上昇=東京為替概況
ドル円は1986年以来の162円台まで上昇=東京為替概況
ドル円は節目とされた162円台に乗せた。昨日の海外市場で161.98円まで上昇。2024年7月と先週木曜日に付けた161.95円の直近高値を超えて1986年12月以来の高値を付けた。その後の押し目は限定的で、今朝も161.90円台での取引が進んだ後、仲値にかけてドル買い円売り需要が高まり、162.00円台を付けると、ストップロス注文を巻き込んで162.40円を付けた。その後、やや神経質な上下も162.00円台までの押し目にとどまり、ロンドン勢が本格参加してくる時間帯に入って高値を更新するなどドル高円安の動きが続いた。
米国の早期利上げ期待を受けたドル高、日経平均が一時1000円を超える上昇になるなど、株高が進む中でのリスク選好の円売り、週末の政府による骨太の方針で日銀の金融政策に関する記述が、適切な金融政策運営が「非常に重要」と変更され、利上げ期待が後退したことによる円売りなどが、ドル円の堅調な地合いを支えている。
ユーロドルは前日の海外市場で1.1431ドルを付け、先週金曜日の1.1434ドルの高値圏に近付く動きを見せたが、東京市場ではドル円の上昇をきっかけとしたドル全面高に押され、1.1383ドルを付けている。ポンドドルも昨日はドル安が強まる中で1.3260ドル台を付けていたが、その後は下げに転じ、東京午後に1.3223ドルを付けた。
ユーロ円も昨日は一時買いが強まり185円台を回復。その後184円台に落として東京朝の推移となっていたが、仲値にかけてのドル買い円売りでドル円が162.40円前後を付ける中で、185.36円を付けた。すぐに185.00円台に下げると、その後は対ドルでのユーロ売りに押される格好で184.68円まで下落した。ポンド円は214円台後半推移から、ドル円の162.40円までの上昇を受けて215.04円まで上値を伸ばした。すぐに調整が入り、その後は214円台後半で推移。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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