円買い・ドル売り トランプが景気後退の可能性否定せず、米先行き不安広がる
円買い・ドル売り トランプが景気後退の可能性否定せず、米先行き不安広がる
週明け東京市場はリスク回避で円買い・米景気先行き不安でドル売り。
トランプ米大統領が今年の米景気後退を予想しているかとのFOXインタビューの問いに対し、「予測するのは嫌いだ」と回答。リセッションの可能性を否定しなかったことで、米景気先行きに対する不安が一段と広がっている。トランプ政権は12日に予定通り鉄鋼アルミ関税を発動するとしているほか、中国がカナダに報復関税課すと表明、きょうは対米報復関税を課す予定だ。
世界的な貿易摩擦激化と米景気減速懸念でリスク回避の動きが広がっている。時間外で米株は下落、ナスダックは1%安。米10年債利回りは低下、ドル指数も低下。ドル円は147.20円台に下落している。ユーロドルは一時1.0870付近まで上昇した。

執筆者 : MINKABU PRESS
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