反発、ドル安から買い優勢も上げ幅を縮小=NY金概況
NY金先物12 月限(COMEX)(終値)
1オンス=4009.8(+18.8 +0.46%)
金12月限は反発。時間外取引では、ドル安から買い優勢。欧州時間に入って上げ幅を縮小も18ドル超も上げ幅を維持し堅調に推移。日中取引では、米労働省発表の10
月の米雇用統計の発表が見送られるため、新規材料不足で伸び悩んだ。日中取引開始後は週末を控えた手じまい売りの動きもあり、上げ幅を縮小。米株式市場が序盤から続落
となり、安全資産としての買いで再上昇したが、後半はリスク回避から売り圧力が強く、上値重く推移した。
場中発表の11月のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)が事前予想。前月実績を下回ったことはドル安要因となり、支援材料ながら過剰反応はなかった。高値を離れ
たが、終値で4000ドル台を維持。週足は3週間ぶりに陽線引けで終えた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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