【海外市場の注目ポイント】トランプ米次期政権人事など
トランプ米次期政権の人事に関するニュースが入ってきている。マルコ・ルビオ上院議員を国務長官に指名する見通しが伝わっているほか、マイク・ウォルツ下院議員(50)に国家安全保障担当の大統領補佐官への就任を打診したと報じられている。両氏は対中強硬派として知られており、今後も中国への強硬姿勢を鮮明にする人事が続くようであれば、米中関係悪化懸念がさらに強まり、リスク回避の動きで円が一段と買われる可能性がある。
経済指標としては、日本時間午後7時に11月の独ZEW景況感指数の発表が予定されている。大方の予想は13.2となっており、前月の13.1を上回り、2カ月続けて上昇するとみられている。
また、このあとの海外市場では、欧英米の中銀関係者が相次いで発言する。日本時間午後5時にホルツマン・オーストリア中銀総裁が会見、午後6時にレーン・フィンランド中銀総裁がパネル会議に出席、ピル英中銀(BOE)チーフエコノミスト兼金融政策委員会(MPC)委員がパネル会議に出席、センテノ・ポルトガル中銀総裁が挨拶、同午後11時にチポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事がパネル会議に出席、同13日午前0時にウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が講演、同13日午前0時15分にバーキン米リッチモンド地区連銀総裁が討論会に参加、同13日午前4時にカシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁が会議に出席することになっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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