落ち着いた動き続く=東京為替概況
落ち着いた動き続く=東京為替概況
今日の東京市場でドル円は153円台前半の推移となった。朝からのレンジは153円08銭から153円44銭。上下ともに午前中の動きで、午後は動きがさらに落ち着いた。この後の米ADP全米雇用レポート、米第3四半期GDP速報値などのイベント待ち。さらに明日は米PCE価格指数、明後日は米雇用統計と重要指標の発表が続き、さらに来週火曜日に米選挙を控えていることから、やや動きにくい展開となっている。
米指標は昨日の米JOLTS求人件数が3年半ぶりの低水準となった。ハリケーンの影響が大きいとみられ、同じくハリケーン警戒が強い雇用統計本番も厳しい数字が見込まれるが、影響は限定的となりそう。市場の注目は来週の米大統領選及び上下両院選挙に移っており、それまではやや動きにくさが意識される。
ユーロドルは1.0813-1.0826の13ポイントレンジ。ユーロ円は165円台後半推移となった。
午前中の第3四半期CPIが予想を下回りやや売りが出たものの、その後いったん反発を見せた豪ドルは、その後売りが入った。もっとも値幅自体は落ち着いており、対ドルで0.6560前後で発表を迎え、0.6554を付けた後0.6571へ上昇。昼過ぎにかけて0.6536へ下げ、午後は0.6540前後でもみ合い。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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