ポンドが堅調、英消費者物価指数の低下は停滞 英中銀据え置き観測優勢に=ロンドン為替
ポンドが堅調、英消費者物価指数の低下は停滞 英中銀据え置き観測優勢に=ロンドン為替
ロンドン市場では、ポンドが堅調に推移している。日本時間午後3時に発表された8月英消費者物価指数で、前年比の伸びが+2.2%と前回並みにとどまった。コア前年比は+3.6%と前回の+3.3%から上昇、特にサービスCPIが前年比+5.6%と前回の+5.2%から上昇したことがポンド買いを誘った。明日の英中銀金融政策発表での政策金利据え置き観測が一段と強まっている。
ポンドドルは1.3156近辺を安値に、足元では1.3201近辺まで高値を伸ばしている。ポンド円は東京市場で187.46近辺を高値に売られ、185.83近辺まで一時下落。しかし、強い英インフレ指標を受けて足元では187.40付近と東京市場での下落をほぼ取り戻している。ユーロポンドは0.8450台から0.8430台へと下落しており、ポンド買い・ユーロ売りとなっている。
GBP/USD 1.3199 GBP/JPY 187.40 EUR/GBP 0.8433
執筆者 : MINKABU PRESS
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