ドル円、再び141円台 次第にリスク回避モードに=NY為替
先ほどからドル円に戻り売りが強まっており、一時141.30円付近まで急速に下落している。この日の米消費者物価指数(CPI)を受けて142円台半ばまで買い戻されていたが、上値は重いようだ。
8月初めの混乱時に付けた141.70円が目先のポイントの1つとなっているが、再びその水準を割り込んでいる。141.70円の水準が上値抵抗となるようであれば、140円割れを試す動きも警戒される。本日は東京時間に140.70円付近まで下落していた。
ドル売りというよりもリスク回避の円高の動きがドル円を下押ししている模様。米株式市場でダウ平均は700ドル超の下落となっており、米国債利回りも下げに転じている。ここに来て不透明感を高めているようだ。
USD/JPY 141.45 EUR/JPY 155.68
GBP/JPY 184.00 AUD/JPY 93.72
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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