ドル円は伸び悩み、午後は155円半ばまで押し戻される=東京為替概況
ドル円は伸び悩み、午後は155円半ばまで押し戻される=東京為替概況
東京終盤のドル円は伸び悩み。ドル円は、朝方に前日のドル安の流れを引き継ぎ、一時155.27付近まで下落した。しかし、その後、5・10日(ゴトー日)絡みの国内輸入企業からとみられる買いで朝方の下げを帳消しにして、一転して155.77付近まで上昇した。米バイデン政権が来週にも中国の電気自動車(EV)などに対し関税を賦課する方針との一部報道を受け、人民元売りドル買いが優勢となったこともドル円相場の支えとなった。午後は、人民元安・ドル高が一服したことから伸び悩み、155円半ばまで押し戻されている。
ドル円以外のドルストレートもおおむねドル買い優勢となり、ユーロドルは1.0773付近まで、豪ドル/ドルは0.6599まで下落したが、午後は下げ渋っている。
ユーロ円はドル円同様に朝方に167.42付近まで下落したあと、午後は167.84付近まで上昇。その後は前日終値付近で推移している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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