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ドル円155円台後半、今週は米FOMCや米雇用統計を週後半に控える=ロンドン為替

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ドル円155円台後半、今週は米FOMCや米雇用統計を週後半に控える=ロンドン為替

 ロンドン午前、ドル円は155円台後半に落ち着きどころを見出している状況。この日は158円台から160円台乗せへと急伸する場面があり、その後159円台で揉み合った。そして、日本時間午後に入ると一気に円買いが強まり、155円付近に急落。その後も反発局面では円買いが断続的に持ち込まれ、ロンドン序盤には154.54近辺まで安値を広げた。足元では156円手前で上値を抑えられての揉み合いとなっている。

 神田財務官は「投機による激しい変動が国民経済への悪影響は看過しがたい」「介入かどうかは申し上げないが、24時間対応できる準備している」と述べている。市場では政府・日銀が覆面介入を実施したとの確信を強めている状況だ。

 ただ、今週は週央に米FOMC、週末には米雇用統計といった米国発の注目イベントが控えている。ドル高の動きが再燃すれば、再び介入の必要性もでてきそうだ。それまで円相場は持ちこたえることができるのか、今週は気の抜けない時間が続くこととなりそうだ。

USD/JPY 155.84 EUR/JPY 167.00 EUR/USD 1.0718

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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