アジア株 上海株は5日続落、今週は中国政策金利の発表 香港は週末にかけクリスマス休暇入りに
アジア株 上海株は5日続落、今週は中国政策金利の発表 香港は週末にかけクリスマス休暇入りに
東京時間11:34現在
香港ハンセン指数 16570.02(-59.21 -0.36%)
中国上海総合指数 2923.82(-6.99 -0.24%)
台湾加権指数 17534.84(-117.19 -0.66%)
韓国総合株価指数 2564.87(-1.99 -0.08%)
豪ASX200指数 7477.10(+50.75 +0.68%)
アジア株はまちまち、新規材料に乏しく方向感に欠ける。欧米、香港が今週末からクリスマス休暇に入ることから市場参加者が徐々に少なくなっていく。
今週のアジア市場のイベントは中国の政策金利くらいだが、据え置きとの見方が強い。仮に予想外に引き下げたところで中国香港株を押し上げるには力不足だろう。年末年明けにかけ中国市場からさらに資金が流出する可能性が高い。11月の総じて弱い中国指標に加え、期待外れに終わった中央経済工作会議を受け、市場にはしらけムードが漂っている。年末年明けにかけ当局が「大規模」な景気支援策を打ち出してくる可能性は低く、中国経済は来年も厳しい状況が続くか。
香港株は続落。九龍倉置業地産投資や龍湖集団、長江実業集団など不動産株が総じて下落。
上海株は5営業日続落。医療品や不動産、エネルギー関連の一角が下落している。一方、ハイテクやコミュニケーションサービスは上昇している。

執筆者 : MINKABU PRESS
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