カナダドルは売り優勢 明日のカナダ中銀は情勢混沌=NY為替
きょうもカナダドルは売りが優勢となり、ドルカナダは一時1.39加ドル台半ばに上昇している。カナダ円は102円台半ばに下落。明日はカナダ中銀の政策委員会の結果発表が予定されており注目を集めている。それを占う上で本日の消費者物価指数(CPI)が注目されていたが、結果は予想を大きく下回る内容となった。
本日のカナダCPIは明日の利下げを正当化する内容ではあるが、短期金融市場では利下げの確率が現時点で40%程度となっている。
トランプ大統領の関税におけるカナダへの適用除外や4月28日に国政選挙を控えていることから、政治的な偏りがあるとの非難を避けるため、今回は据え置きとの予想が多いが、なお情勢は混沌としている。結果は明日の日本時間22時45分に発表される。
USD/CAD 1.3954 CAD/JPY 102.63
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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