ドル円一時148.83レベルに高値更新、ショートカバーや日銀基調物価の伸び鈍化も=ロンドン為替
ドル円一時148.83レベルに高値更新、ショートカバーや日銀基調物価の伸び鈍化も=ロンドン為替
ロンドン序盤は円安の動きが優勢。ドル円は米債利回りの反発の動きとともに買われ、148.83レベルまで本日の安値を更新した。東京午前を中心に売られた反動・ショートカバーの面が指摘される。加えて、日銀が消費者物価の基調変動として参照している「刈り込み平均値」が10月に前年比+3.0%と前回9月の+3.4%から鈍化したことも円売り材料と捉えられる。クロス円全般に買われており、ユーロ円は162.90台へと買われ、東京朝方の高値162.95レベルにほぼ並んだ。ポンド円は一時187.87レベル、カナダ円は109.40レベルに本日の高値を更新している。
欧州株や米株先物は全般に軟調に推移。米10年債利回りは4.39%台と上昇一服。
USD/JPY 148.68 EUR/JPY 162.76 GBP/JPY 187.74 CAD/JPY 109.31 AUD/JPY 98.21

執筆者 : MINKABU PRESS
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