続落、OPECプラスの増産決定や米国時間序盤のドル高で=NY原油概況
NY原油先物6 月限(WTI)(終値)
1バレル=57.13(-1.16 -1.99%)
ニューヨーク原油は続落。
ほぼ確実視されていたものの、石油輸出国機構(OPEC)プラスが6月も日量41万1000バレル増産することを決定したことに圧迫された。また米国の時間帯には入
り、序盤にドル高に振れたことや、米ワシントン・ポスト紙がイランの核開発問題を巡る米国とイランの協議に進展の兆しと報じたことで、中東の地政学的リスクに対する懸念もひとまず後退した。直近安値を更新したことでチャート面からの売り圧力も強まったが、安値からはかなり下げ幅を縮小して引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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