ECBは利上げ実施もユーロは逆にネガティブな反応=NY為替
きょうのユーロドルは戻り売りが強まっている。この日のECB理事会は、市場が短期間に急速に利上げ期待を高めていたが、その通りの結果となった。ECBは0.25%ポイントの利上げを実施し、中銀預金金利を4.00%に引き上げている。
ただ、ユーロは逆にネガティブな反応を見せている。同時発表になった成長見通しを23年から25年まで、すべて下方修正したことで、ECBは景気後退を意識し始めたのではとの雰囲気が市場に広まった。
ラガルド総裁は会見で「金利がピークに達したかは言えない」と述べ、利上げサイクル終了には言及しなかったものの、市場では、利上げは今回が最後でECBは今後、金利を高水準で維持する方向にかじを切ったと見られている。
ユーロドルは一時1.0655ドル付近まで下落し、下値を切り下げているが、目先は5月末に付けた年初来安値1.0635ドルが下値メドとして意識される。
EUR/USD 1.0667 EUR/JPY 156.95 EUR/GBP 0.8589
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。