午後のドル円は一時140.20台まで買い戻される=東京為替概況
午後のドル円は一時140.20台まで買い戻される=東京為替概況
東京市場午後のドル円は一時140.20台まで買い戻された。ドル円は、午前に前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル安の流れを引き継ぎ、20日以来1週間ぶりの安値となる139.38付近まで水準を切り下げた。しかし、その後は下げ渋り、午前の下げを帳消しにして、140.20台まで一時買い戻された。日経平均が上昇に転じたことや、アジア株の堅調な推移からリスク選好の円売りが優勢となったことが下値を支えた。日銀金融政策決定会合の結果発表を明日に控え、神経質な動きが続いている。
午前のドル円の下げに追随して155円割れをつけたユーロ円は、午後に入って一時155円台後半まで買い戻された。ユーロドルはドル安の調整が入り、1.11台割れまで押し戻されている。日本時間21時15分に欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表が予定されており、注目が集まっている。
午後の円売り傾向を背景に、リスク選好に敏感なオセアニア通貨は堅調に推移した。豪ドル円は95.42付近まで、NZドル円は87.62付近まで一時上昇した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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