【これからの見通し】日米や日欧などの金利差拡大観測根強い、きょうは独消費者物価指数
【これからの見通し】日米や日欧などの金利差拡大観測根強い、きょうは独消費者物価指数
昨日のECBフォーラムでの日米英欧中銀総裁級の討論会では、市場の期待通りに日本とその他主要国との金融政策スタンスの差が明確に示された。ドル円を中心とした円安の流れには目立った変化はみられていない。ただ、イベントを通過したことである程度の調整の動きは入っている。このような局面では、神田財務官から発っせられるメッセージ(もしくは意図的に発言を控えること)に敏感に反応する可能性もありそうだ。
先ほど発表されたドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州の消費者物価指数は前年比+6.2%と前回の+5.7%から上昇した。今日は日本時間午後9時にドイツの全国版の消費者物価指数が発表されるが、その前座の数字として参考になろう。全国版の市場予想は+6.3%と前回の+6.1%から上昇する見込み。今週はドル買いの動きが息を吹き返しており、ユーロドルは上値が重くなっている。ドイツ消費者物価指数に対するユーロ相場の反応に注目したい。
この後の海外市場で発表される経済指標は上記のドイツ消費者物価指数のほかにも、ユーロ圏消費者信頼感指数(確報値)(6月)、ユーロ圏景況感(6月)、南アフリカ生産者物価指数(5月)、米新規失業保険申請件数(06/18 - 06/24)、米実質GDP(確報値)(2023年 第1四半期)、米中古住宅販売成約指数(5月)などが予定されている。スウェーデン中銀は政策金利を25bp引き上げて3.75%とする見込み。
発言イベント関連では、パウエルFRB議長がスペイン中銀主催第4回金融安定会議に出席する予定。また、テンレイロ英中銀委員、ボスティック・アトランタ連銀総裁などの講演が予定されている。ECB経済報告が公表される。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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