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ドル円は上値追いが続く 6月の米利上げ確率が据え置きを上回り始める=NY為替前半

為替 

 きょうもドル円は上値追いの動きが続いており、一時140.70円付近まで上げ幅を伸ばした。ロンドン時間には利益確定売りも出て、一旦139円台半ばまで値を落としていたものの、NY時間に入って再び140円台に戻す展開。この日発表の4月のPCEデフレータがインフレの粘着性を示す内容となったことがドル円の買い戻しを強めた。

 市場ではFRBの追加利上げ観測が急浮上している。PCEデフレータはFRBが好んで参照しているインフレ指標だが、今回の数字は追加利上げ観測を裏付ける内容ではある。短期金融市場では6月FOMCでの利上げ確率が据え置きの確率を上回り始めている状況。利上げ確率は60%程度で推移。

 米債務上限問題の交渉も大詰めを迎え、2年間の米債務上限引き上げと歳出抑制で合意に接近との報道が流れた。エコノミストからは合意は27日遅くか28日に発表される確率が最も高いとの観測も出ている。ただ、最終合意にはまだ至っておらず、歳出制限の規模でもまだ折り合っていないという。

米PCEデフレータ(4月)21:30
結果 0.4%
予想 0.4% 前回 0.1%(前月比)
結果 4.4%
予想 4.3% 前回 4.2%(前年比)
結果 0.4%
予想 0.2% 前回 0.3%(コア・前月比)
結果 4.7%
予想 4.6% 前回 4.6%(コア・前年比)

 ユーロドルは下値模索が続き、一時1.07ドルちょうど付近まで下げ幅を拡大した。ユーロは5月4日のECB理事会以来、対ドルで下落傾向にあり、さらなる下落の可能性もあるとの指摘が出ている。

 短期のフェアバリューモデルでは、現行水準が適正とされているが、ポジショニングのデータからは、幅広い投機家が2020年10月以来最もユーロドルのロングを抱えていることが示されているという。そのため、ここからロングが拡大する可能性は低く、むしろ、ロングの縮小が更なる下落要因に追加されることを予想すべきだとも述べた。

 ポンドドルは下げは一服しているものの、上値の重い展開が続いており、1.23ドル台での推移が続いている。目先は100日線が1.22ドル台後半に来ており、試しに行くか注目される状況。

 きょうは4月の英小売売上高が公表されていたが、前月比で0.5%増と予想を上回っていた。英小売売上高は数量ベースの統計。この結果を受けて一部からは、英小売業は昨年の不振から立ち直るはずだとの声が出ている。昨年1年間に渡る英小売業の不況は、終わったように見えるとますます確信していると述べている。

 小売売上高は12月の底から僅かに増加し、消費者信頼感も回復し始め、例え食品価格の上昇が止まらないにしても、実質賃金の伸びはエネルギー価格の下落で、今後数カ月でマイナス幅が大幅に縮小することが期待される。目先はチャールズ国王の戴冠式の影響で特別な変動が生じる可能性があるが、昨年にエリザベス女王の崩御に伴う臨時のバンクホリデーの経験から、食品の売上げが増加すれば、前年比では臨時の店舗閉鎖による低迷を相殺することができるという。

*英小売売上高(4月)26日15:00
結果 0.5%
予想 0.2% 前回 -1.2%(-0.9%から修正)(前月比)
結果 -3.0%
予想 -2.6% 前回 -3.9%(-3.1%から修正)(前年比)
結果 0.8%
予想 0.2% 前回 -1.4%(-1.0%から修正)(除自動車燃料・前月比)
結果 -2.6%
予想 -2.9% 前回 -4.0%(-3.2%から修正)(除自動車燃料・前年比)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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