ドイツの消費者マインドは改善も注意が必要=NY為替
ユーロドルは動意薄の展開が続いており、1.06台での上下動が続いている。ただ、リバウンド相場の流れはしっかりと堅持しており、21日線の上での推移を続けている状況。
この日は1月に向けたドイツGfK消費者心理が公表され、マイナス37.8と依然としてマイナスの状況が続いている。ただ、予想ほどのマイナスではなく、3ヵ月連続での改善を示していた。全ての構成要素が上昇したが、依然としてドイツ消費者の心理は歴史的な低水準にあることも確認された。
市場からは「ドイツ政府の救済措置にも支えられ、ドイツの消費者心理が3ヵ月連続で改善したことは好ましいことだが、この回復がまだ非常に脆弱な環境下で起こっていることを忘れてはならない。ウクライナやエネルギーの危機、そしてインフレが、せっかくの希望をすぐに打ち消してしまう可能性を持ち続けている」と警告している。
ドイツGfK消費者信頼感調査(1月)16:00
結果 -37.8
予想 -38.2 前回 -40.1(-40.2から修正)
EUR/USD 1.0613 EUR/JPY 140.08 EUR/GBP 0.8769
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。