米10年債利回り低下 9月の米雇用統計は雇用の減速を示す=NY債券概況
米国債利回り(NY時間16:24)(日本時間06:24)
米2年債 3.537(-0.055)
米10年債 4.086(-0.050)
米30年債 4.723(-0.033)
期待インフレ率 2.253(-0.029)
※期待インフレ率は10年債で算出
きょうのNY債券市場で米10年債利回りは低下。この日発表の9月の米雇用統計で非農業部門雇用者数(NFP)は予想を上回ったものの、失業率が上昇したほか、前回分が減少に下方修正されたこと、そして平均時給の鈍化傾向も示したことで、利回りは下げの反応を見せていた。
ただ、FRBの利下げ期待もやや上昇したものの、こちらは据え置きの見方が依然として根強いようだ。
終盤には大幅高で始まった米株式市場が下げに転じたこともあり、10年債利回りは4.08%台まで低下している。
2-10年債の利回り格差は+54(前営業日:+54)。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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