午後に入りややドル買いが優勢も続かず=東京為替概況
午後に入りややドル買いが優勢も続かず=東京為替概況
ドル円は135円台後半で推移している。ドル円は、東京朝方にいったん135.24付近まで弱含む場面があったが、その後、米10年債利回りの上昇などを背景にドル買いがやや優勢となり、午後に一時135.88付近まで上昇した。東京終盤にかけては伸び悩み、135円半ば付近まで押し戻され、方向性の定まらない動きとなった。
ユーロドルは1.0650台で推移している。ユーロドルは、午前からのドル買いの流れのなか、午後にこの日の安値を更新して、一時1.0646付近まで下落、ポンドドルは1.2377付近まで軟化したあと、下げ渋りを見せている。
豪ドルは軟調。午前に発表された11月の中国小売売上高や鉱工業生産指数のさえない結果を受けて、中国と経済的な結びつきの強い豪ドルが売られ、豪ドル/ドルは0.6822付近まで、豪ドル円は92.57付近まで下落した。また、NY原油の時間外取引が下落したことも、資源国通貨である豪ドルの下押し要因となった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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