NY連銀総裁 関税の影響はまだ初期段階、今後数カ月で拡大 今年のインフレ最大3.5%と予想
NY連銀総裁 関税の影響はまだ初期段階、今後数カ月で拡大 今年のインフレ率は最大3.5%と予想
NY連銀のウィリアムズ総裁は、今後数カ月で関税がインフレにさらに大きな影響を及ぼすと予想していると語った。
今のところ関税の影響は比較的緩やかなものにとどまっているが、今後数カ月でその影響は拡大すると見ている。最初の関税引き上げによる主要商品の価格への影響が出始めている。関税の影響を受ける品目は過去の傾向から予想される水準を大幅に上回っている。関税の影響はまだ初期段階である、本格的に影響が出るまで時間がかかる。
関税政策により今年後半から来年にかけてインフレ率は約1%ポイント上昇すると予想、今年のインフレ率は3%から最大3.5%の間と予想。失業率は今年末までに約4.5%、GDP成長率は約1%程度と見ている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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