ドル円堅調、米NY連銀総裁の発言が支えに=東京為替前場概況
東京午前のドル円は148.49円付近まで円安・ドル高推移した。ウィリアムズNY連銀総裁が、関税の影響はまだ初期段階で、今後数カ月でインフレに大きな影響が出るとの認識を示したことが背景。トランプ米大統領は追加利下げを拒絶するパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長を批難し続けているが、物価の上振れを警戒する米地区連銀総裁は多い。週末の参院選で与党の苦戦が伝わっていることは円安要因。
ユーロ円は172.57円付近、ポンド円は198.95円付近まで上昇。一方、豪ドル円は96.13円付近まで下落。弱い豪雇用統計を手がかりに、来月の豪追加利下げ観測が強まった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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