ポンド円、21日線の上はしっかりと堅持 来年のポンドは回復維持に苦労との指摘も=NY為替
きょうのポンド円はNY時間に入って買いが膨み、ロンドンフィキシングにかけて168円台に上昇する場面も見られた。フィキシングを通過すると戻り売りも出て167円台半ばに伸び悩んでいるものの、本日166円台半ばに来ている21日線の上はしっかりと堅持している。
来週は英中銀金融政策委員会(MPC)が予定され、0.50%ポイントの利上げが有力視されている。ただ、だいぶ織り込まれていることもあり、ポンドの反応は限定的になる可能性があるという。
一方、来年のポンドは現在の回復の流れを維持するのに苦労するとも指摘されている。中央銀行が景気後退に向けて利上げを行うという厳しい投資環境は世界の株式市場を圧迫する可能性が高く、主要通貨の中でも最も景気に敏感なポンドはアンダーパフォームが予想されるという。
GBP/JPY 167.48 USD/JPY 136.42 GBP/USD 1.2277
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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