ポンドドルは上値追いの可能性が台頭も、リスクセンチメント次第=NY為替
きょうも為替市場は前日のパウエルFRB議長の講演を受けたドル売りが続いており、ポンドドルは一時1.23ドル台まで上げ幅を拡大する場面が見られた。きょうの上げで200日線を上回って来ており、テクニカル的にも上昇シグナルが点灯しそうな気配となっている。
更なる上値追いも期待されるところではあるが、それはあくまで、今後の米経済指標などを受けて、市場のリスクセンチメントが高まるかどうか次第だという。ポンドは主要通貨の中では比較的景気に敏感な通貨の位置づけがある。
もっとも、ポンドドルの場合は英固有の材料よりも、米国の材料に動きを依存させている。その意味でも明日の米雇用統計に対する市場全体の反応は注目される。
GBP/USD 1.2239 GBP/JPY 166.05 EUR/GBP 0.8569
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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