ポンドは最も愛されていない通貨だが、逆にチャンスも=NY為替
きょうはドル買いが一服しており、中国経済へのリスク回避の雰囲気も後退している中、ポンドドルは買い戻しが優勢となっている。ポンドドルは先週に節目の1.20ドルを付けて以降、徐々に上値が重くなっているものの、下押す気配まではないようだ。
ストラテジストから「ポンドは最も愛されていない通貨だ」との声が出ている。同ストラテジストが最近行った世界中の顧客との会合でも同じ結論が出ており、誰もがポンドを避けているという。
ただ、このような世界的見解は、ポンドが悪いニュースをすでに織り込んでいることを考えると、逆にポンドを買う機会を提供する可能性があるとも指摘している。今後、ポンドドルはパリティ(1.00ドル)よりも1.30ドルに向かう可能性のほうが遥かに高いとしている。
「ポンドに対しては強気な人よりも弱気な人の方が常に多い。そのことは、ポンドに強気であれば、儲けるチャンスはもっとあるということだ」と述べた。
GBP/USD 1.1875 GBP/JPY 167.90 EUR/GBP 0.8657
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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