【これからの見通し】リスク警戒の動きをにらむ

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 オミクロン株がらみの動きを警戒する展開となりそう。昨日の海外市場で株高が進むなど、リスク警戒の動きが一時一服。東京午前でも日経平均の大きな買い戻しなどが見られる展開となった。
 しかし、東京午後に入って流れが一変した。モデルナのCEOが、オミクロン株についてワクチンの効果が従来株に比べて弱い可能性が高いと発言。オミクロン株に特化したワクチンの調整とまとまった製造には数か月かかる見通しを示したことが警戒感につながった。
 ドル円は113円台半ば超えの水準でのもみ合いから一気に113円00銭台に値を落とし、その後の戻りも鈍い中で、ロンドン朝に113円00銭割れまで。日経平均が大きく下げて取引を終えたことに加え、香港ハンセン指数なども大きく下げるなど、リスク警戒の動きが強まっている。
 
 オミクロン株については南アでの感染者の症状が比較的軽く落ち着いているとの報道があるが、ワクチンの効果が低いとなると、各国とも渡航制限などを強化してくる可能性が高く、世界経済への影響が懸念されるところに。

 128円台半ば超えでの推移となっていたユーロ円が127円台を付けるなど、クロス円でも売りが出る展開が見られた。この後も上値の重い展開が見込まれるところとなっている。

 ユーロドルは比較的しっかりも、ポンドドルは上値が重いなど、その他通貨の反応はまちまち。かなり神経質な展開となっており、不安定な動きに注意。資源国通貨、新興国通貨などは売りが出やすい地合い。この後の海外市場でも豪ドルやNZドルの重さが意識されそう。

MINKABU PRESS 山岡和雅

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執筆者 : MINKABU PRESS

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