ドイツ債と南欧債との利回り差拡大はECB資産購入ペース縮小接近への用意か=NY為替

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 ユーロドルは上げは一服しているものの、1.21ドル台後半での推移。リバウンドの流れは継続しており、1.22ドルをうかがう動きは続いている。

 先週の米雇用統計を受けてFRBの早期出口戦略への期待が後退していることもあるが、ここに来てEUのワクチン展開が加速しており、ユーロ圏経済の回復期待が高まっていることもユーロドルの買いを後押ししているようだ。

 ロンドン時間に発表された5月のZEW景況感指数が約21年ぶりの高水準となり、その期待を裏付ける内容となった。ドイツではここ数週間にワクチン展開のペースが加速し、現時点で人口の約3分の1が少なくとも1回目の接種を受けている。厳しい制限措置もいずれ解除されるとの期待が高まっている。

 最近、ドイツ債とイタリアやスペインといった南欧債との利回り格差が拡大している。一部からはこの背景として、ECBの資産購入ペース縮小が近づいていると市場が考え始めていることが要因として考えられるとの見方も出ている。ECB理事の発言はまだ慎重姿勢を強調しているものの、市場は用意し始めているという。

EUR/USD 1.2171 EUR/JPY 132.07 EUR/GBP 0.8601

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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