ジョージア州選挙の開票速報で上下に振れる神経質な展開=東京為替前場概況
東京外為市場、米ジョージア州における上院決選投票の開票速報をにらみながら、神経質に上下に振れる展開。序盤は時間外取引のNYダウ先物が100ドル超に上げ幅を広げたことからやや円安、ドル安傾向となっていたが、開票が進みにつれて民主党2議席ともにリードと伝えられるとNYダウ先物が下げに転じ、午前10時ごろから今度はややドル高、円高傾向となった。ただ、午前10時40分ごろにはその動きも一服した。
豪ドル円は79円台後半でもみ合い。午前10時45分発表の中国12月財新非製造業PMI(購買担当者指数)は前回値や市場予想を下回ったが、豪ドルの値動きに対する影響は限定的となった。豪ドル/ドルの結果公表後の値動きも小幅にとどまっている。
カナダ円は前日の海外市場で80円台後半から81.12円近辺まで強含んだが、東京市場でも81.00円前後で推移している。石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」の会合で2月と3月の供給抑制で合意がなされ、原油価格が上昇しており、産油国通貨のカナダドルが選好されているようだ。
日経平均株価は4日続落。前引けでは前営業日比39.07円安の2万7119.56円となった。
午前11時30分現在では、ドル円は1ドル=102.81円、ユーロドルは1ユーロ=1.2287ドル、ユーロ円は1ユーロ=126.32円、ポンド円は1ポンド=139.89円、豪ドル円は1豪ドル=79.65円、NZドル円は1NZドル=74.51円、スイス円は1スイスフラン=116.92円、カナダ円は1カナダドル=81.06円付近で推移している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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