アジア株はまちまち、ナバロ氏とトランプ氏の発言で右往左往
アジア株はまちまち、ナバロ氏とトランプ氏の発言で右往左往
東京時間11:31現在
香港ハンセン指数 24722.92(+211.58 +0.86%)
中国上海総合指数 2960.95(-4.32 -0.15%)
台湾加権指数 11611.67(+38.74 +0.33%)
韓国総合株価指数 2143.17(+16.44 +0.77%)
豪ASX200指数 5960.90(+16.35 +0.28%)
アジア株はまちまち。ナバロ米大統領補佐官とトランプ米大統領の発言を受けて右往左往。
序盤は、ナバロ氏が「中国との通商合意は終わり。多くの中国人が米国に来たことで、新型コロナ感染の被害が広まった」「トランプ米大統領が中国との第1段階貿易合意を打ち切ることを決めた」とFOXニュースのインタビューで述べたとの報道が伝わったことで、米中関係が一段と悪化するとの懸念が広がりリスク回避の動きが強まった。ダウ先物は一時430ドル下げた。
しかし、その後、ナバロ氏は「中国に関するコメントは文脈から大きく外れて捉えられた」「中国とは終わりと述べたことは、米中第1段階合意についてでない」とFOXニュースのインタビュー内容を否定したとの報道が伝わり、ダウ先物は急速に下げを縮小した。
そして、その後はトランプ氏が「中国との貿易合意は全く損なわれていない」と発言したことで、市場には安心感が広がり、ダウ先物はプラスに転じている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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