アジア株は下げ幅拡大 米株先物が再び急落、ダウは500ドル安に
アジア株は下げ幅拡大 米株先物が再び急落、ダウは500ドル安に
東京時間14:04現在
香港ハンセン指数 23974.28(-327.10 -1.35%)
中国上海総合指数 2907.80(-11.76 -0.40%)
台湾加権指数 11380.85(-49.09 -0.43%)
韓国総合株価指数 2095.20(-37.10 -1.74%)
豪ASX200指数 5756.60(-91.21 -1.56%)
インドSENSEX30種 33296.17(-484.72 -1.43%)
米株価指数が時間外で再び急落しており、アジア株も下げ幅を拡大している。米国に次いで中国でも新型コロナウイルス感染「第2波」の兆しが見られるとして警戒ムードが強まっている。
13日、中国北京市・豊台区にある市内最大の食品卸売市場で50人を超える関係者から新型コロナウイルスが検出されたことを受けて、同市場は閉鎖された。この報道を受けて米株価指数先物は急落。ダウ先物は14時時点で500ドル超安。
WHOはロックダウンを解除したどの国も「第2波」リスクがあると指摘。米疾病対策センターも感染者が再び増加した場合は、再度ロックダウンが導入される可能性もあるとしている。
上海株も後場に入り下げ幅を拡大。中国人民銀の資金供給を受け、一時プラス圏を回復したが、買いは続かなかった。中国人民銀行は15日、1年物中期貸出制度(MLF)を通じて2000億元の資金を供給した。金利は2.95%に据え置いた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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