ドル円しっかりも値幅は限定的=東京為替概況
ドル円は106円40銭近辺の朝の動きから106円60銭台まで上昇と、しっかりの動き。もっとも値幅は25銭と限定的。23時に予定されているジャクソンホールでのパウエル議長講演を控え、積極的な取引が手控えられている。
ユーロドルが1.1086から1.1060台までと、ユーロ安ドル高になるなど、ドルは全般に堅調も、総じて値幅は落ち着いたものに。
人民元売りの動きが一時広がった。ドル人民元は直近の水準を超える7.0985までと、7.10に迫る動きに。オフショア人民元は7.10を超える動きを見せている。もっとも上海総合がプラス圏で推移、香港ハンセン指数も強いなど、中国売りの動きではなく、元安の流れ。米中通商問題への警戒感が継続で、やや神経質な動きか。
NZドルがややしっかり。オア中銀総裁が今後の追加緩和の可能性を示しつつ、11月までの様子見を示したことで、売りに一服感。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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