朝方のドル高一服で調整の動き=東京為替概況
12日の東京市場でドル円は朝方にドル高円安が優勢となり、108円61銭を付ける動きが見られた。米消費者物価指数(CPI)のコア前年比が予想を上回ったことなどを受けて、今月末の米FOMCで0.5%の利下げを行うのではなどの積極的な利下げ見通しが後退し、ドル高に。
もっとも、東京市場の3連休を前にしたポジション調整の動きもあって、上昇一服後は売りが優勢に。午後に108円30銭を割り込む場面が見られるなど、若干のドル売り円買いに。
ユーロドルが朝の1.1250割れから1.1275近辺まで上昇しており、ドル全般に売りが優勢に。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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