豪州月次CPIが目標上限に達する、11月利下げ観測やや後退 豪ドル上昇
豪州月次CPIが目標上限に達する、11月利下げ観測やや後退 豪ドル上昇
豪州8月の消費者物価指数(月次ベース)は+3.0%と昨年7月以来およそ1年ぶり高水準となった、市場予想の+2.9%も上回った。豪中銀の目標範囲である2-3%の上限に達したことで、11月会合での利下げ観測がやや後退している。9月30日会合は据え置き確実との見方変わらず。一方、トリム平均は+2.6%と前回の+2.7%から伸びが鈍化した。衣類・履物や住宅、交通、通信の伸びが目立った。
月次CPIを受け豪ドルは上昇、豪州株は下げ幅を拡大している。

執筆者 : MINKABU PRESS
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