東京株式(寄り付き)=売り優勢、米株上昇一服受け利食い圧力も意識
24日の東京株式市場は売り買い交錯、寄り付きの日経平均株価は前営業日比9円安の4万5484円と小反落。
前日の欧州株市場は高安まちまちだったが、米国株市場ではここ最高値更新基調を続けていたNYダウが5日ぶりに反落、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も4日ぶりに小安く引けるなど上昇一服となった。パウエルFRB議長が23日の講演で、物価高のリスクと雇用が下振れするリスク双方に触れ、10月のFOMCでの利下げの可能性について明言しなかったことが、市場心理を冷やしたとみられている。東京市場でも米株高と並走する形で日経平均は最高値圏を走るが、きょうは目先利益確定の動きが出やすい。一方、下値では出遅れた向きの押し目買いが入り底堅さも発揮しそうだ。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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