【これからの見通し】あすの米中間選挙後の相場に警戒、きょうは様子見に
【これからの見通し】あすの米中間選挙後の相場に警戒、きょうは様子見に
あすの米中間選挙を控え、市場はポジションを軽くする動きが優勢となっている。現時点では米下院において民主党優勢との報道が多くなっている。議会にネジレが生じた場合には、トランプ政権の政策運営が年末にかけて停滞しやすく、予算上限問題などでの紛糾が意識されている。AI関連のデータセンター投資にも慎重姿勢が広がる可能性があり、株式市場では調整圧力が残るとの見方が多い。
一方で、強引な政策運営に対する「ブレーキ役」としての期待もあり、選挙結果が極端な政策リスクを抑える方向に働くとの声もある。市場は材料の振れ幅を読み切れず、選挙前日の段階では方向感を出しにくい。
足元では、中東情勢を背景に原油が敏感に反応しているほか、株式市場ではAI関連株の調整が先行している。中間選挙後の市場反応は不透明感が強く、本日は様子見姿勢が広がりやすい地合いとなっている。
この後の海外市場で発表される経済指標は、ドイツ小売売上高(9月)、フランス・ドイツ・ユーロ圏・英国・米国などの製造業PMI(確報値)(10月)、スイス小売売上高(9月)、スイス製造業PMI(10月)、米ISM製造業景気指数(10月)、米建設支出(9月)などが予定されている。米ISM製造業景気指数の市場予想は54.5と前回9月並みと見込まれている。今週から米国は冬時間に移行しており、発表時刻が1時間繰り下がる。
発言イベント関連では、グールズビー・シカゴ連銀総裁が討論会に出席する予定。質疑応答での発言内容が注目される。欧州タイムにはECB副総裁、アイルランド中銀総裁、仏中銀総裁、スペイン中銀総裁、ブルガリア中銀総裁など一連のECB当局者らの発言機会が予定されている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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