フランス、ユーロ圏で次の景気低迷国になる可能性が高いとの見方=NY為替
NY時間の終盤に入って、ユーロドルは伸び悩む展開となっており、1.14ドル台前半での推移となっている。この日の米消費者物価指数(CPI)が予想以上のインフレ鈍化を示したことで、ドル安が強まり、ユーロドルも一時1.1460ドル付近に上昇する場面が見られた。
イラン情勢が再緊迫化しており、原油相場が急騰する中、市場ではECBの利上げ期待が復活している。ただ、一部からは、エネルギー高が続くようであれば、逆にユーロ圏の景気への懸念も強まり、ECBの利上げのハードルは高くなるとの指摘も出ている状況。
そのような中でエコノミストは、フランスはユーロ圏で次の景気低迷国になる可能性が高いとの見方を示している。財政圧力と個人消費の低迷を背景に、2026年のGDPは0.5%、27年は0.7%と、予想やユーロ圏平均を下回る見通しだという。
ドイツ経済は低迷から脱しつつある一方、フランス経済は逆方向へ向かっていると指摘。政治の分断や脆弱な財政状況により財政赤字削減は難しく、財政引き締めも成長を抑制する可能性があるとしている。労働市場の悪化や緊縮財政を背景に家計の消費は弱い一方、防衛や航空宇宙など輸出産業は一定の下支えとなると見ているようだ。
EUR/USD 1.1421 EUR/JPY 185.29 EUR/GBP 0.8538
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。





