IMF、英中銀は利上げの必要はない 必要なら利下げも検討すべき=NY為替
きょうのポンドドルは買い戻しが優勢となっており、1.34ドル台を回復している。200日線がその付近に来ており顔合わせしている。一方、ポンド円も上昇しており、213円台を回復。21日線が214円付近に来ており、目先の上値メドとして意識される。
IMFは、イラン紛争後のインフレ再加速にもかかわらず、英中銀は利上げを行う必要はなく、必要であれば利下げも検討すべきとの見解を示した。イラン紛争勃発後に英国ではインフレ圧力が再び高まっており、市場では英中銀が、年内に利上げを行うとの観測が強まっている。
一方、IMFは本日、26年の英成長見通しを1.0%に引き上げるとともに、英中銀は必要に応じて、利下げに柔軟に対応できるよう備えるべきだと指摘した。IMFは最新の英経済見通しで、「金融政策は引き続き引き締め的であるべきで、高エネルギー価格がコアインフレや賃金上昇へ波及するのを防ぐ必要がある」と説明。
ただ、「エネルギー価格上昇は今年の総合インフレ率を押し上げる一方、景気を下押しし、政策運営を難しくしている」と指摘。政策金利を現在の3.75%で年内は据え置きさえすれば、二次的インフレ波及効果を抑制し、長期インフレ期待を安定させる上で十分に引き締め的な金融環境を維持できる」と分析した。
一方、「必要であれば景気支援のために利下げを行う準備も整えておくべきだ」とも付け加えている。
GBP/USD 1.3431 GBP/JPY 213.47 EUR/GBP 0.8676
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。