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ドル円、157円台後半での推移 米司法省がパウエル議長に召喚状=NY為替序盤

為替 

 きょうの為替市場、ドル円は157円台後半での推移となっている。先週金曜日のNY時間に、高市首相が衆院解散検討との報道が伝わり、為替市場は円安が強まった。選挙となれば、積極財政を前面に打ち出す可能性もあり、市場は円安シナリオを描いたのかもしれない。

 ただ、ドル円は強い上値抵抗となっている158円を一時上回ったが、維持できていない。ドル安が優勢になっており、上値を抑えているようだ。米司法省がFRB本部の改修工事を巡る昨年6月のパウエル議長の議会証言に関連して、刑事訴追の可能性を示唆する大陪審の召喚状を発行したことがドルの重石となっている。トランプ政権によるFRBへの圧力は続いており、中央銀行の独立性への懸念から、ドル離れへの警戒感が出ている模様。

 ドル円については、いまのところ158円台に定着できず、明日の本邦勢の連休明け以降の動きが注目される。158円台より上で定着するようであれば、当局からより強い牽制発言が出てくる可能性が高いとも見られている。

 先週金曜日の米雇用統計を受けて、今月のFOMCでの利下げ確率はほぼゼロとなっている。概ね市場の金融政策への見方に変化はなかったが、次は明日の米消費者物価指数(CPI)が注目される。前年比2.7%程度が見込まれているが、予想通りであれば、FRBの早期利下げ観測が強まりそうな情勢にはない。

 このあとの日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は157円と158円に観測。

12日(月)
157.00(8.7億ドル)
158.00(14.5億ドル)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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