ドル買い継続、欧州株の下げ止まらず ドル円は158円台前半=ロンドン為替概況
ドル買い継続、欧州株の下げ止まらず ドル円は158円台前半=ロンドン為替概況
ロンドン市場は、ドル買いが継続している。この日の主役は株式市場となっている。前日に米株が下落した流れを受けて、東京・アジア市場も株式が大幅安となった。欧州株も序盤から淡々と下げ幅を拡大しており、下げ止まる気配はみられていない。そのなかで、為替市場ではドル買いが進行している。ドル円は158円台前半へと高値を更新。ユーロドルは1.11台後半、ポンドドルは1.33台後半へと安値を広げている。米10年債利回りは4.82%付近から4.85%台で方向感無く振幅。NY原油先物はトランプ大統領とカタール首長が電話会談したとの報道で一時89ドル付近まで下落も、足元では91ドル台と値を戻している。クロス円はロンドン朝方に円高方向に振れる場面があったが、ロンドン午前には値を戻しており、ユーロ円176円台後半、ポンド円212円付近と前日NY終値付近に落ち着いた。このあとは10月米雇用統計が発表される。
ドル円は158円台前半での取引。東京朝方に157.26付近まで下押しされたあとは、買い優勢の推移している。ロンドン朝方には158円台乗せから157.70付近まで調整売りが入る場面があったが、すぐに買い戻されると、ロンドン午前には高値を158.38付近まで伸ばしている。欧州株野下げ幅拡大を横目ににらみながらドル買い圧力が継続する格好となっている。
ユーロドルは1.11台後半での取引。東京午前に1.1235付近に高値を伸ばしたあとは、一貫して下落している。ロンドン朝方に1.1168付近まで安値を広げたあとの戻りは1.1190台までと1.12台には届かず。足元では1.1170-80レベルと安値圏でもみ合っている。ユーロ円は東京午前の177.17付近を高値に、ロンドン朝方には176.16付近まで下落した。しかし、ロンドン勢の本格参加とともに176.90付近と前日NY終値水準へと買い戻されている。対ポンドでは前日NY終値を挟んだもみ合いに終始している。
ポンドドルは1.34付近での取引。東京午前の1.3464付近を高値に軟調に推移している。ロンドン序盤には安値を1.3382付近に更新した。その後は1.3400付近までと限定的な反発にとどまっている。ポンド円は東京午前の212.47付近を高値に売られ、ロンドン朝方には安値を211.31付近に更新した。しかし、ロンドン勢の本格参加とともに212円台を回復している。ユーロポンドは0.8332から0.8352までのレンジで方向感無く振幅している。欧州株安が続くなかでドル買い優勢の構図に大きな変化はみられていない。その一方で、クロス通貨取引は全般的に方向感を欠いている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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