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ダウ平均は続落 データセンター関連に買い戻し 米雇用統計への反応鈍い=米国株概況

株式 

NY株式6日(NY時間16:20)(日本時間06:20)
ダウ平均   51285.73(-237.33 -0.46%)
S&P500    7376.86(+23.13 +0.31%)
ナスダック   24579.43(+264.43 +1.09%)
CME日経平均先物 58370(大証終比:+960 +1.65%)

 きょうのNY株式市場、ダウ平均は続落。前日の流れを引き継いで500ドル超下げて始まったものの、その後は下げ幅を縮小。一時プラスに転じる場面も見られた。ただプラス圏は維持できなかった。

 本日は半導体やサーバーなど、米中間選挙を受けてきつい下げとなっていたデータセンター関連株に買い戻しが入っており、ナスダックは大幅反発。特段の材料はないが、値ごろ感の買い戻しが入っているようだ。

 一部からは、前日の下げは過剰反応との指摘も出ている。「投げ売りはほぼ極限に達したように感じられる。底打ちの判断は時期尚早だが、すでに相当程度のリスクが市場から排除されている。企業のファンダメンタルズは、AIを巡る最も悲観的な懸念を裏付ける状況にはなっていない」との楽観的な見解も出ている。

 民主党の有力政治家らは、データセンター建設の抑制を求めている。米国の主要なデータセンター集積地であるテキサス州のイノホサ次期知事は「テキサス州民を守るための法律を制定する。そうした保護措置が整うまで、データセンター建設に関する現在の取り組みを停止する必要がある」と述べていた。

 ストラテジストは「投資家は民主党の政策方針を見極めようとしている。全米規模でのデータセンター建設の一時停止措置が検討対象から外れたことを示す情報でも出れば、市場心理の改善に繋がる可能性はある」と指摘した。

 なお、取引開始前に発表になった10月の米雇用統計は強い内容となった。非農業部門雇用者数(NFP)は16.5万人増と予想を大きく上回り、失業率も労働参加率が上昇したにもかかわらず、4.1%に低下していた。平均時給も予想を上回った。ただ、数字の割には市場の反応は鈍い印象。

 前日の米株式市場の急落で、低下していたFRBの利上げ期待は戻しているものの、市場の見方は先日のFOMC後から大きくは変わっていない。投資家は、米経済指標よりも米株式市場の動向に神経を集中させているようだ。

 民泊のエアビー&ビー<ABNB>が決算を受け大幅高。通期の売上高見通しを上方修正。宿泊・体験の予約数も予想を上回り、底堅い旅行需要に加え、後払い決済やより柔軟なキャンセル規定など、過去1年間に導入した機能が寄与した。

 半導体製造装置のラムリサーチ<LRCX>が大幅高。250億ドル規模の自社株買い計画を発表したことが好感されている。

 アプリケーション・ネットワークのクラウドフレア<NET>が決算を受け大幅高。AIの急速な普及を背景に、通期の利益見通しを今年3回目となる上方修正を行った。

 スポーツカジノのドラフトキングス<DKNG>が決算を受け大幅安。予測市場への投資拡大が圧迫した。

 エナジー飲料のモンスター・ビバレッジ<MNST>が決算を受け下落。海外での旺盛な需要もコスト上昇が収益圧迫した。

 セキュリティのJフロッグ<FROG>が決算を受け急伸。通期の見通しを上方修正している。特にクラウド事業が好調だった。

 公共安全テクノロジーのアクソン・エンタープライズ<AXON>が決算を受け大幅安。1株利益、売上高とも予想を下回った。ガイダンスも公表し、予想を下回る通期の見通しを示した。

 モデルナ<MRNA>が決算を受け上昇。通期の売上高見通しを上方修正した。主に海外市場での新型コロナワクチンの販売拡大がけん引。

 ヒューマナ<HUM>が決算受け上昇。メディケアとメディケイドの二重加入者向け統合プログラムの開始が寄与した。

 スペースX<SPCX>も買い戻しが強まった。マスクCEOがコンファレンスで「スペースXの第4四半期の売上高は第3四半期比で約70%増になると見込む」と述べたことにも反応。

 USAトゥデイ<TDAY>が上昇。前日の決算発表を受けてアナリストが、投資判断を「買い」に引き上げられた。目標株価も7.20ドルから8.95ドルに引き上げた。

 ビール製造のモルソン・クアーズ・ビバレッジ<TAP>が下落。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げ、目標株価を従来の38ドルから36ドルに引き下げた。

 航空機向けのWi-Fiサービスを提供するゴーゴー<GOGO>が急騰。同社は、米連邦通信委員会(FCC)が同社の周波数利用免許をさらに10年間更新したと発表したことが買い手掛かり。

エアビー&ビー<ABNB> 189.99(+19.86 +11.67%)
ラムリサーチ<LRCX> 200.44(+15.24 +8.23%)
クラウドフレア<NET> 268.75(+24.24 +9.91%)
ドラフトキングス<DKNG> 18.51(-5.01 -21.30%)
モンスター・ビバレッジ<MNST> 45.72(-2.11 -4.41%)
ジェイフロッグ<FROG> 100.98(+26.36 +35.33%)
アクソン<AXON> 313.00(-69.56 -18.18%)
モデルナ<MRNA> 254.19(+12.73 +5.27%)
ヒューマナ<HUM> 433.74(+21.95 +5.33%)
USAトゥデイ<TDAY> 6.57(+0.45 +7.35%)
モルソン・クアーズ・ビバレッジ<TAP> 40.33(-1.90 -4.50%)
ゴーゴー<GOGO> 3.89(+1.62 +71.52%)

マイクロン<MU> 690.00(+33.61 +5.12%)
インテル<INTC> 56.28(+4.03 +7.71%)
サンディスク<SNDK> 835.06(+28.63 +3.55%)
デル<DELL> 328.53(+11.62 +3.67%)
スーパー・マイクロ<SMCI> 28.76(+1.68 +6.20%)

アップル<AAPL> 342.37(-1.80 -0.52%)
マイクロソフト<MSFT> 530.61(-5.32 -0.99%)
アマゾン<AMZN> 259.30(-0.91 -0.35%)
アルファベットC<GOOG> 283.93(+2.19 +0.78%)
アルファベットA<GOOGL> 284.78(+2.21 +0.78%)
テスラ<TSLA> 358.22(+14.53 +4.23%)
スペ-スX<SPCX> 134.27(+10.65 +8.62%)
メタ<META> 610.15(+5.07 +0.84%)
エヌビディア<NVDA> 186.64(+5.04 +2.78%)
AMD<AMD> 449.04(+44.64 +11.04%)
イーライリリー<LLY> 1354.00(-10.73 -0.79%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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