【これからの見通し】週末はボラタイルな相場展開、株式相場中心にリスク動向を注視
【これからの見通し】週末はボラタイルな相場展開、株式相場中心にリスク動向を注視
今週は米中間選挙を境にして、相場の変動性が高まっている。民主党の両院制覇によって、AI投資抑制のネガティブ面と、トランプ政策の歯止めのポジティブ面に対する市場の評価が分かれるところとなっており、連日もしくは市場ごとに好悪の反応が目まぐるしく変化している。
前日の米株安を受けて、本日の東京株式市場では日経平均が一時4000円超安、6万円の大台割れと荒れ相場になっている。NY原油先物も前日の反動で買われており、落ち着かない相場展開だ。そのなかで、為替相場はドル買い優勢に推移している。ユーロドルは1.12台割れ、ポンドドルは1.34台前半へと軟化している。円相場にはリスク回避の円買い圧力が交錯し、ドル円は157円台を中心に上下動、クロス円も方向性が定まらない。
この後の海外市場でも不安定な相場地合いが受け継がれそうだ。材料としては、米雇用統計発表が注目されており、結果の強弱に対する市場反応は通常以上に激しくなる可能性を指摘しておきたい。
今回発表される10月米雇用統計の予想は、非農業部門雇用者数(NFP)が7.0万人増と前回の2.9万人増から改善する見込み。失業率は4.2%と前回と同水準の予想。平均時給は前月比が+0.3%(前回+0.1%)、前年比が+2.9%(前回+3.0%)となっている。NFPの強弱を中心に市場反応がみられることが想定される。発表時刻は米国冬時間入りとなり、日本時間午後10時30分の予定。
発言イベント関連では、ウィリアムズNY連銀総裁とレーンECBチーフエコノミスト、テュディン・スイス中銀理事などがECB短期金融市場会議に出席する。ピル英中銀チーフエコノミストが昨日の英MPCについて説明する。NY時間にはムサレム・セントルイス連銀総裁、植田日銀総裁、ボウマンFRB副議長、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁などの講演やインタビューが予定されている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。





