EU、ロシア凍結資産をウクライナ支援に転用ならユーロ下落の可能性=NY為替
きょうもユーロドルは方向感のない値動きが続いており、1.16ドル台でのレンジ取引を継続している。100日線が1.1645ドル付近に来ており、その付近での一進一退の展開が見られている。前日はECB理事の次の行動は利上げとの発言に反応も見せていたが、基本的には明日のFOMCの結果待ちではある。ECBはしばらく政策を据え置くとの見方が多い。
EUが凍結中のロシア資産をウクライナ向けの金融支援に充てる場合、ユーロが下押し圧力を受ける可能性があるとの指摘が出ている。こうした措置は、投資先としてのユーロ圏の魅力を損なわせ、長期的にはユーロそのものにダメージを与える恐れがあるという。さらにユーロの安全通貨としての地位も脅かすとの懸念も示した。
代替策として、EU加盟国が共同債を発行しウクライナ支援を賄う案もあるが、これも問題を引き起こす可能性があるという。
なお、凍結されたロシア資産は、国際的な決済機関であるユーロクリアやEU域内の民間銀行口座に保管されている。
EUR/USD 1.1639 EUR/JPY 182.55 EUR/GBP 0.8740
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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