ドル高円安優勢でドル円は148円台回復=東京為替概況
ドル高円安優勢でドル円は148円台回復=東京為替概況
ドル円は朝の147円50銭台からじりじりと上昇。午後に入っても流れが継続し、148円台を回復した。
先週の日米金融政策会合を経て、やや材料不足感のある今日の市場。流れはドル高円安方向との意識が強く、祝日明けの市場は朝からややしっかりとなった。前場は売りが優勢となった日本株が午後に入って切り返したこともあって、午後に入って円安の勢いが強まり148円台を回復する動きとなっている。
午前中の豪月次CPIが強く出たことで、豪ドルが対ドル、対円で買われ、豪ドル円の上昇がドル円にも支えとなった面も見られた。
ユーロドルはドル高の流れを受けて朝の1.1810台から午後に1.1789を付けた。ポンドドルも同様で朝の1.3528から1.3500を割り込む動きとなっている。
ユーロ円は対ドルでのユーロ売りと対円でのユーロ買いが交錯。株高を受けた午後の円安の勢いが勝り、午前に付けた174円20銭台から174円65銭を付けている。ポンド円は午前の199円50銭を挟んでの推移から199円89銭まで上昇。200円手前の売りが継続も、しっかりした動きとなっている。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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