【海外市場の注目ポイント】6月の米小売売上高など
日本時間午後9時半に6月の米小売売上高が発表される。総合の大方の予想が前月比0.1%増、自動車を除いた大方の予想が同0.3%増となっており、前月比では、総合、自動車を除いて、どちらも3カ月ぶりに増加すると見込まれている。6月24日に6月の米消費者信頼感指数が発表されており、予想を下回り、2カ月ぶりに低下していた。米消費者心理が悪化するなか、6月の米小売売上高が予想を下回るようであれば、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が強まり、ドルが売られる可能性がある。
また、日本時間午後9時半には7月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数も発表される。大方の予想は、マイナス1.0となっており、前月のマイナス4.0を上回り、2カ月ぶりに上昇するとみられている。
さらに、このあとの海外市場では、欧米中銀関係者の発言も予定されている。日本時間午後9時にビルロワドガロー仏中銀総裁が講演、同午後11時にクーグラー米連邦準備理事会(FRB)理事が講演、同18日午前1時45分にデイリー米サンフランシスコ地区連銀総裁がテレビに出演することになっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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