東京午後からの円売りが継続、中東情勢の鎮静化でひと安心=ロンドン為替
東京午後からの円売りが継続、中東情勢の鎮静化でひと安心=ロンドン為替
ロンドン午前は、東京午後からの円売りが継続している。イランとイスラエルの停戦合意が実行されている。中東情勢の鎮静化を受けて市場はひと安心となっているようだ。また、タカ派で知られる田村日銀審議委員が「日米関税交渉中に利上げする可能性はそれほど高いわけではない」と述べたことが円売り反応につながった面も指摘される。
ドル円は東京午前の144.61近辺を安値に買われ、ロンドン時間には高値を145.68近辺に伸ばしている。ユーロ円は168.13近辺から168.97近辺へ、ポンド円は197.05近辺から198.27近辺へと買われている。
ドル指数は小反発。ユーロドルは1.1631近辺を高値に1.1590近辺まで下落。ポンドドルは1.3634近辺を高値に1.3603近辺まで下落。ただ、クロス円は上昇しており、円安の動きがドル高に勝っている。
欧州株は買い先行で取引を開始したが、足元では上げを消している。米株先物・時間外取引も小安く推移。リスク警戒は一服しており、調整が入っているもよう。きょうは原油や金相場は落ち着いた値動きとなっている。
USD/JPY 145.64 EUR/USD 1.1600 EUR/JPY 168.94

執筆者 : MINKABU PRESS
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